純電動バスのご紹介。

こんにちは、編集部です。皆さまは杭州の純電動バスをご存知でしょうか?
2015年3月現在、約300台の純電動バスが市内を走っています。路線は7路、306路、82路、186路、17路、156路、Y2路などで運行されています。
そして、新たな計画では2015年末にさらに1600台投入される予定とのことです。
2012年の6月に5台投入されて、1年が経った2013年の初めにも5台しかありませんでしたが、その年に100台増やす計画が出されました。そして、2015年末には1600台。この増加スピードには驚きです。さて、この青い純電動バスは杭州で生産されています。ちなみにこの工場は中国国産の自動車メーカーの比亚迪と西湖電子集団の合資です。この増数計画にともない、15億元の設備投資も決まっているとのこと。いやはや、景気のいい話です。

次に純電動バスの特徴についてです。①青と水色を基調とした美しい塗装②事故などが発生した際に運転席に備えているボタンを押すと、瞬時に窓ガラスが粉砕され、脱出口を確保できる③バッテリー内に消火装置が備えられ、発火の際には運手席にあるボタンを押すと、消火装置が発動する④4GWiFiが備えられて、乗客は無料で利用できる。
そして、充電時間についてですが、4-~5時間の充電で、当日200㌔メートルの運行が可能です。この結果は申し分のない数値ですが、真夏の運行時に性能がどれくらい落ちるのかという心配もあるようです。
何はともあれ、最新鋭の純電動バス。機会があれば乗車したみたいものです。
(2015.3.19)