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杭州にいたあの人は今!


プロフィール
中道 孝之 Takayuki Nakamichi
東京都勤務
鉄道とバスの中が家にいるより落ち着くオタク
杭州の市バスと中国の在来線が特に好き
日本食屋より中華料理を愛する日本人
Mail:tmnakamichi@yahoo.co.jp

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杭州発の身近な乗り物紀行(たびてつ)を杭州ナビで連載させて頂きました。

小生は2010年4月1日付で杭州に赴任、2016年4月1日付での帰国で6年間杭州におりました。また家族も2011年3月末より小生帰任までの5年間杭州におり家族共々多くの方々にお世話になり大変感謝致しております。
赴任当時の小生の中国語は1~10まで数える事しかできませんでしたので食堂での注文はメニューを指さしながらの注文でした。家族が来る前の赴任当時は食欲旺盛な38歳であったのと中華料理が好きでしたので地元の食堂ではおかずを3種類、白米を4~5杯食べていました。また日本食屋では当時食べ飲み放題の店が多く、帰りは苦しくて背筋を伸ばせないくらい食べていました。そして自宅前まで帰ってきますと屋台のチャーハンや焼きそばが良い香りと雰囲気を醸し出しており、苦しいのに屋台でまた締めくくりの炭水化物摂取を我慢する事ができない小生は、体重も増えてしまいました。当初は単身でしたので家内も心配していた事と思います。体重を増やす事でモテすぎないように調整をしているんだよと言って安心してもらうようにしておりました。
小生は運送会社に勤務しており、赴任前は営業店所の係長でした。所属課の業績は見ておりましたが杭州赴任後、部下の査定や給与、支店の組織検討、採用面接等を行うようになり、今まで経験した事のない悩みに直面しました。次々と社員が退職し、採用してもまたすぐ辞めてしまう事の繰り返しでした。退職者へのヒアリングを行う事で給与が低すぎる事と将来が描けない事が原因の1つであるように思われました。やる気アップの為の評価制度をコンサル会社から購入し試験的に導入してみたり、昇格を立候補制にしてみたりと試行錯誤しました。またお客様の日本人や中国人幹部からのアドバイスを頂いた事も大いに参考になりました。最後まで完璧な形にはできなかったですが、考える事や試行錯誤する事で自分も僅かながら成長する事ができたと感じております。
ある時、あるお客様の貨物の損傷が頻繁に発生しお詫びに訪問した時の事です。お詫びを申し上げると「まだあんたはそんな実務的な事をやっているのか。あんたがやらないといけない事は杭州支店を1年後、3年後、5年後どうしたいかを考える事だろ。」と言われそれを書き出す事から始めました。もちろんそのお客様にお詫び訪問しなかったら、それはそれで怒られたと思いますが、弊社杭州支店に常駐の日本人は小生1人しかおりませんでしたので社外の多くの方々から多くの事を学ばせて頂きました。
 赴任後しばらくして当時の杭州ナビ総経理であった中沢様より、せっかく乗り物オタクなら毎月文章を書いてみては、とお声掛けを頂き2011年1月号より帰任までの間「杭州たびてつ」という杭州発の身近な乗り物紀行を連載させて頂きました。それまで無駄に路線バスに乗っておりましたが記録に残すために途中で食べたものや乗ったバスの写真を撮り、文章の構成を考えながら乗る事で無駄でなくなりました。帰任の際には杭州ナビ様のお心遣いで今までの文章を一冊の本にして下さり一生の思い出になりました。
 帰任後は杭州赴任前と同じく千葉に戻り、東京の新橋付近まで毎日電車通勤しております。日本の通勤は毎日5,000歩以上歩いており、精神衛生上どうかわかりませんが健康には良さそうです。また先月号の「杭州にいたアノ人は今!」に掲載されたサレスさんとは偶然にも同じ部で働いております。
年に数回程度ですが相変わらず日本の鉄道に乗りに行っておりますので、新潟県燕市にある杭州飯店に行った様子をご紹介致します。杭州にいた時にネットで「杭州_飯店」で検索すると、本当は杭州の美味しい店を探したいのに新潟県燕市の「杭州飯店」が出てきます。それ以来、気になってしまい調べてみると新潟では有名なラーメン屋であるらしく、在来線を乗り継いで食欲と鉄欲を満たす旅に出ました。JR東日本の「週末パス」という切符を使うと関東甲信越、及び東北の一部が週末2日間乗り放題で\8,730とお得です。また一部の第三セクターや私鉄も乗車できる区間が有り、追加料金を払えば特急にも乗車できる為、青春18きっぷとは大きく違います。小生の自宅近くの千葉駅から1日1往復、中央線の特急「あずさ」が出ておりますので松本まで特急券を追加して乗車します。指定席特急券は2,700円しますが3時間45分の乗車ですので割高感は感じません。松本からは篠ノ井線・信越本線経由で長野まで行きます。北陸新幹線の金沢延伸の際に第三セクター化された、しなの鉄道北しなの線で妙高高原まで、更に越後トキめき鉄道で直江津まで行きます。直江津からは再びJR線に入り、信越本線で東三条まで行き弥彦線に乗り換え、西燕駅まで行くと杭州飯店の最寄駅です。駅から500m程のどかな風景を歩くと3階建ての建物と「杭州飯店」の看板が目立っています。周りを歩いている人は少ないのですが店内は大勢の客で混んでいます。ネットでの情報ではラーメンと餃子が名物だそうですので両方注文してみます。餃子は大きめのものが2個入りと4個入りを選べますが1個が大きめの餃子です。ラーメンは醤油ラーメンに背油をチャッチャと振りかけた見た目こってり系です。しかし食べてみますとそれ程こってり感は無く、比較的万人受けするような味だと感じます。このスタイルは燕三条系背油ラーメンという名前が付いているらしく、杭州飯店がその発祥の店であるそうです。店主に小生は杭州に住んでいたのだと言うと、店主のお父さんが浙江省の出身との事。しかし杭州ではなく浙江省の南部、温州の方のご出身との事でした。
日本では最近中国人が増え、自宅付近にも日本語が通じなく日本語のメニューが無い中華料理屋ができて大変嬉しく思っております。今でも杭州を思い出さない日は無い日々を過ごしております。現在杭州滞在中の皆様の生活が充実したものである事を祈念させて頂きます。






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