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杭州にいたあの人は今!松原 重雄

 
名前: 松原 重雄
ローマ字名: SHIGEO MATSUBARA
勤務地: (駐在当時)杭州市滨江区
       (現在)東京都港区芝
趣味: 映画鑑賞、喝酒


「滞在中の経験から杭州が第二の故郷と思えるようになっていました。」
 
 私は2011年8月〜2014年3月迄、杭州市に滞在していました。仕事についてから現在に至る迄、病院向けの業務システム、主に「電子カルテ」と呼ばれる製品のソフトウェア開発に従事しています。2011年当時、所属企業の中国現地法人の一つが所在する杭州で開発拠点を立ち上げる事となり、私を含めたオフショア活用開発経験者2名で杭州に駐在しました。会社は滨江区にあり、駐在前の出張ベースでの勤務期間は平海路にあるホテルからタクシーで通っていたのですが 「长河路」 の発音が難しく、発車後全く異なる方面に走り出される事がしばしばありました(笑)。
 中国出張は慣れていたつもりでしたが「生活するとなると会社迄は徒歩圏内が何かと安心」と考えた事、また妻が中国籍で家族帯同での駐在を考えていた事から、物件価格の手頃な滨江の星光大道付近(当時はまだ世纪联华(江晖路店)も龙湖滨江天街もありませんでした)に住まいを借りました。
 駐在開始時点では妻と二人の生活でしたが、妻は妊娠中で2012年2月に古墩路にある艾玛妇产医院で出産を迎えました。今、思い返せば長時間の難産で主治医の先生の判断が無ければ本当に危険な状態になっていたかも知れません。今も主治医の先生には本当に感謝しています。
 おかげさまで、無事産声を聞き「月嫂さん」にお世話になりながらも母子ともども元気に自宅に戻る事ができました。住んでいたマンションには、同じ時期に生まれたお子さんを持つ家族が結構おられ、子供の散歩や買い物など
 外出のタイミングでのマンション敷地内での交流が多くなりました(もちろん私は日中仕事の上、中国語会話も怪しいので、妻がきっかけを作ってきてくれているのですが(笑))。
 私が外国人であったのが興味を引いた?のかも知れませんが、食事に誘ってもらったり、子供が喜びそうな杭州の観光地に連れていってもらったり、お互いの子供の誕生会を開いたり、私の咳が酷い時にはお祖母さんが手製の漢方薬(おそらく梨を煮込んだスープ?)を届けてくれたり、駐在満了の帰国時には送別会を開いてくれたり、家族ぐるみのお付き合いでした。
 送別会では「この人達と円卓を囲んで食事する事もなくなるんだな」とか「息子は毎日一緒に遊んでいた友達と会えなくなるんだな」とセンチメンタル(笑)な気分になりましたが、滞在中の経験から杭州が「第二の故郷」と思えるようになっていました(会社には自転車通勤でしたが、何故か?懐かしさを感じる風景でした)。
 帰国後は、単身赴任、東京勤務となり、東京への引っ越しや新しい職場での仕事でバタバタしていましたが、お付き合いしていた1家族が日本へ旅行に来るという連絡が!
 妻と息子が暮らす自宅は大阪の北東部、車で京都清水寺まで30分、奈良公園まで40分の場所にある為、旅行の途中で自宅にも寄ってもらい案内をしました。大人は観光/買い物、子供たちは、はじめは照れくさそうにおずおずしながらも、気が付いたら中国語で会話し走り回っていました。その後、他の家族も旅行で日本に来る機会があり、杭州で懇意にしていた家族の皆さん全員と日本で会う事ができました!(大人の皆さんは帰国時には必ず新しいスーツケースの購入が必要でした(笑)。子供はやはり外出先で「遊ぶ」のが楽しいようです。)
 また出産時に大変お世話になった主治医の先生が日本観光に来られた時、時間はあまりなかったのですがお礼とご挨拶するタイミングに恵まれました。
 駐在満了の帰国時は、杭州と日本が遠い距離に感じられましたが、知人が日本に来てくれた事ですぐ近くにいるような気持ちに変わりました(実際、大阪であれば飛行機で2時間少し)。日常の情報交換ができる微信にも助けられ、今でも家族ぐるみのお付き合いが続いています。仕事でももちろん多くの経験を得ましたが、日常生活においても「国/文化/距離」を超えて交流できた事は非常に「貴重」な経験をいただけたのだと、改めて感じており、この「出会い」を大切にしたいと思います。また仕事柄か?今後ITが更に進化し、今回体験したような「国/文化/距離」を超える「手段/機会」を増やすことができる日が間もなくやってくるのだろう、とわくわくしています。
最後に
 懇意にしていただいたご家族をはじめ、街の食堂、ショッピングセンター、バス、タクシー、ホテル、高鉄、西湖のほとり、ありとあらゆる場所で何らかの形でお世話になった皆様に感謝いたします。また現在現地法人統合により駐在していた会社はクローズしていますが、一緒に働いてくれた皆様のますますの発展を祈念しております。

2014.3 送別会のレストランにて記念撮影
古い甕の绍兴酒と龙井茶、その他たくさんのお土産をいただきました
        ↓妻と息子と筆者

マンション敷地内の広場で
↓妻と息子(2012)

関西空港近くの
ホテルで主治医の先生↓と
 



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