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杭州にいたあの人は今!


プロフィール
名前: 堀池 武史  ローマ字: HORIIKE TAKESHI
勤務地: 東京都 (今年64歳)
趣味: 旅行、読書、水泳、ヨガ
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「1999年初めて杭州の地へ」
 
1.初めての杭州
 私が初めて杭州を訪問したのは、私の所属する会社の発注先であった杭州の中国IT開発会社を視察訪問した1999年2月でした。それまで海外旅行を趣味としていた私はいろいろな国を旅行しましたが、中国はあまり良い印象がなく行きたいとは思っていませんでした。
 この頃の杭州には日本からの直行便もなく上海から自動車で3時間半かけて杭州
 へ向かいました。杭州市へ入ってからは自動車はタクシーか貨物トラック以外は殆ど走ってなく、大量な自転車ばかりが道を占領している状態でした。ただこの3日間杭州を滞在した時、私の中国に対する印象は、それまでと全く違うものとなっていました。
 今でもうまく説明出来ませんが、この時の私が感じた杭州は今日本が失ったいろいろなものがまだ残っている国という印象に変わったと思います。
 
2.杭州への赴任
 その後、私の中国に対する関心はどんどんと高くなり2002年に前出の中国会社
 の日本本社へ転職した後、2007年に杭州勤務を希望し2014年末まで8年間
 杭州へ駐在しました。この時私は無謀にも「杭州では一般の中国人が住む様なマンションを探してほしい」と会社の総務の女性に依頼しました。
  赴任初日に案内されて見に行った時、本当にここは人が住んでいるの?と聞いて
 しまうほど外から見た壁や窓は正直、幽霊屋敷の様でした。でも実際中へ入ってみると綺麗に内装されており必要な物は大体揃っていましたので不自由はしませんでした。1年後に妻も中国に来て一緒に住みましたが、やはり見た瞬間にそのまま日本へ戻ろうとした見たいです。
 一番助かったのは一人で中国に住んでいた時、杭州では日本人と会うことがまったく
 なくホームシックになった時、30分程外へ出るとマンションの廊下や周りの人の
 熱気に圧倒され、寂しい気分はいっぺんに無くなり部屋に戻りました。とにかく一年間はいろいろな失敗をしながら段々と生活に慣れて行きました。慣れてしまうと意外に日本より住み易い部分も多いことに気付かされました。
 ここで杭州に駐在されている方に是非お勧めしたい方法があります。私は日本で中国技術者にいろいろと疑問があり、その理由を知りたいと思った のも中国へ来た一つの目的でした。
 その為、一冊のノートにカテゴリ分けした頁を作りました。カテゴリは①生活方式
 ②交通機関③仕事の仕方④会議の進め方など身近なもの他、政府機関と政治、
 法律と制度といったものまで作りました。
  そして自分が体験したことの疑問や不満をこのノートに書き留めました。ある時
 その疑問の原因について自分が分かったと思った時にそのことも書き留めるように
 しました。そうすると段々と中国で発生する事象の先読みが出来るようになりました。
 
3.日中の相違点
  これは一言では言えないと思います。もともと日本の文化は中国から伝来したもので
 その後、アメリカやヨーロッパなど西の文化が混ざって出来た物であることは明白です。
 従って中国で生活している中で日本と似たり寄ったりの文化を多く目にします。ただ
 基本的文化は同じでもやり方?(方式)が違うものも多くあります。
 一つ例を上げますと最初の頃、中国語を勉強しようと本屋へ行きました。CD付きという中国語の本を買おうとして本を見ましたが、CDが付いていませんでした。店員さんに
 身振り手振りで言うとレジでお金を払えとしか言ってもらえず、私の言っていることが
 通じないと思い別の店員さんに言いましたが、結局はレジまで連れて行かれお金を支払
 えと言われました。ふてくされながらしぶしぶお金を支払うとレシートをくれ少し待っ
 ていろと言われ奥からCDだけ持って来てくれました。
  不思議に思いましたが、こういう経験は他にもスーパーなどでお金を払う場所は売り場と離れた別の場所で支払いを済ませてから再度売り場で領収書を提示して商品を受け取  
 るといったことがよく有りました。私の考えではその当時の中国ではお金を管理する人と商品を管理する人を明確に分けている(多分お金を触れる人はごく一部の人)ためだと思います。
 
4.日本へ帰国後
 2015年初めにほぼ定年になった私は日本でぶらぶらしていました。中国で知り合っ
 た人達と日本や杭州へ双方が旅行に行った時連絡をし合いました。
  その中の一人に浙江大学の某教授がいて彼と2017年から共同ビジネス展開しています。少し宣伝になってしまいますが、私の会社が日本企業の営業をしてAI関連の
研究開発、製品開発、要素開発などを受託開発するビジネスです。勿論、開発は浙大
教授のチームが実施します。ご興味のある方は http://c-japan.co.jp (フューチャーテクノ株式会社HP)をご覧ください。
この年になってもこんな仕事が出来るのも杭州へ来たお蔭と感謝しております。


 


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